鳥取市湖山町北2丁目953-3 fiere ヘアーサロン フィエール

 

 

今回のコラムは私が担当させていただきます。

さてと、今回は少しは美容師らしいことを書いてみようかと思いまして…

今回は「洗い流さないトリートメント」についてお話します。

すでに使われている方も改めて見ていただけると幸いです。

洗い流さないトリートメントはヘアケアをする上でかなり重要度が高いアイテムとなります。

主な目的としては
●ブラシやアイロン、髪の毛同士の摩擦の軽減
●乾燥や静電気の予防
●髪の補修やカラーの色持ち・パーマの持続の長期化
となります。
長期間で見るとカラーやパーマの何回か分くらいのダメージの差が出るでしょう。

洗い流さないトリートメントは大きく3つに分類されます。
ミストタイプ・ミルク(クリーム)タイプ・オイルタイプです。
それぞれの特徴は
ミスト→細い毛・猫毛の人やふわっとしたスタイリングをする方に向いている。サラッとした手触りで指通りが良く全体に馴染みやすい。多く付けすぎても重たくなったりしない。デメリットとしてハイダメージや乾燥が酷いときには物足りなさを感じる。
ミルク→やや細い毛〜やや太い毛まで幅広く対応出来る。つけた瞬間は重めではあるが乾かしていくうちに全体に馴染み重さがなくなる。適度なしっとり感とサラサラ感が特徴。デメリットとして細い毛の人には場合によっては重く感じる。ハイダメージの人には物足りなさがある。
オイル→普通毛〜太い毛付けた瞬間からしっとり感が出る。乾かした段階で艶が出る。ハイダメージな髪でもパサつきはかなり改善される。デメリットとして少し重く仕上がる。しっかり馴染ませないと部分的に重い箇所が出来る。

といったところでしょうか。

私のおすすめの使い方は
●ミストタイプやミルクタイプで乾かしてからオイルタイプで仕上げる。
●全体はミストタイプで毛先だけオイルタイプで乾かす。
などダメージや部位によって使い分けるのはかなり◎です。
私たち美容師もカラー剤などの薬品は部位やダメージによって使い分けています。自宅のケアも一手間加えると格段に効果が上がりますよ。
また、季節によっても使い分けてみるのも◎です。湿度の高い季節は軽めのミストやミルクタイプ、冬など乾燥の強い季節はオイルタイプを使用するなどもよいでしょう。

自分のタイプに合わせてどういった使い方がベストなのか美容師さんに相談してみてはいかがでしょうか?
ご自分のヘアケアはその時のスタイルによって変わってくる場合もあるので、その都度相談いただいてもいいと思いますよ。

というわけで真面目にコラム書いてみました。(真面目にとは…)

今回のコラムは伊藤健一が担当いたしました。

それではまた次回のコラムでお会いしましょう。

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